趣味の山野草「気ままに山野草」その後を追跡


 2023年「趣味の山野草」4月号から、ときどき連載として4回掲載された「気ままに山野草」まだまだ続けるネタはあったのですが、残念ながら叶わぬ夢となってしまいました。
 そこで、この場を借りて再スタート、カテゴリは「中村家の手前味噌シリーズ」として、それこそ気ままに発信していきます。
 まずは2023年4月号46〜49ページに掲載されたヒメウツギとムサシアブミの、今年2024年の春の姿を掲載写真のダイジェスト版と共にご覧いただきます。お付き合いのほど。。。



その1 目指せ 雪山のようなヒメウツギ

2018年2月12日 近所の花木センターで購入した苗(樹高11㎝)。その後3年間放置。真上・真下に出る枝や極端にバランスを崩す枝のみ気づいた時に処理する程度。年に数回しっかり肥培し次写真の1年前に化粧鉢に植え替えました


2021年5月1日 ほとんど手を入れずとも、流れのあるいい姿に仕上がってくれました。上下40㎝。鉢(径15×高10㎝)


2022年4月28日 写真の2ヶ月前にこの鉢に植え替え。花はこの年もよく咲いてくれましたが、ぼてっとした印象。ここは少し間引いてから撮影するべきでした。上下40㎝。鉢・麓紅窯安正(径17×高8.5㎝


※2023年は今ひとつで未撮影でした。大きな手入れはしていません


2024年4月29日 さらに翌々年。満開です! 肥培&放置栽培の賜物。前年に濃い瑠璃の鉢から径は狭く深さのあるブラックの鉢に植え替え締まった姿を目指しました。ただ、狭い棚場なのでポイントとなるであろう左の落枝だけは大切にしました。手入れは撮影直前に飛び出た枝を数本抜いたのみ。せっかく咲いてくれたのだから、ここはガーデニング路線で純白の花に埋もれる世界を新緑に浮かばせました。上下59㎝。鉢(径16×高11㎝)。来春はこのまま持ち込み、その翌年に植え替える予定です





その2 ツボスミレで囲んでムサシアブミも可愛く見せたい

2021年4月20日。寄せ植え材料としたツボスミレ。丈夫でよく増え、庭にも他の鉢にも飛び込み賑やかです

2022年2月11日 前写真から年が明けていよいよ植え付け。ここから株を崩してムサシアブミを盛り上げます

2022年2月11日 1球1ポットを3年ほど放置して増えたムサシアブミの周囲をツボスミレで囲みます。四半世紀以上前のガーデニングブームの際、コニファーをセンターに植え周囲を1年草の草花で囲む初心者向け講習がよく開催されてましたがそのノリです

とても単純な構成です


2022年4月26日 躍動的だなぁ。侘び寂びとは無縁のフレッシュな若々しさが売り。植え付けから2ヶ月の姿。鉢・麓紅窯安正(径14.5×高8.5㎝)

2023年6月12日 早春にひとまわり大きな鉢に植え替え、この年もまぁまぁの出来だったと記憶してますが、春は多忙なので花姿を撮り忘れてました




 2024年4月22日 ツボスミレが旺盛、というか占拠状態。ムサシアブミ頑張れと言いたいところですが、このままでは無理なんでしょうね。
 いったん崩して、3年前に戻って、ムサシアブミを補充して、ツボスミレの小苗を分散させるか。。。。それとも、ツボスミレに隠れてますが花のこないムサシアブミの小さな芽も健在ですので、ツボスミレを手荒く間引いてムサシアブミを充実させるか。。。。もしくは寄せ植えだから仕方ないと、なるがままに、衰勢を見守るか。。。
 この写真の姿、結構気に入ってますが。でもやはりツボスミレが強すぎるんだよねぇ。ツボスミレを減らすのではなく、ムサシアブミが増えてくれてバランスを保つのが、写真を撮るうえでの理想です。というわけで、来春早くに寄せ直そうかな?

 

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