実生から4年半のダンギク AとB

我が家の庭に咲くダンギク。名前にキクとありますが、シソ科です。少し前までは クマツヅラ科でした。分布は九州北部。花期は9月下旬〜10月。以前、長崎県の平戸と対馬で見ましたが、11月も後半だったので、株は茶色くなってました。庭ではタネが飛んで、あちこちに増えてます。邪魔で抜くくらい。2019年「趣味の山野草」11月号の表紙も、実は我が家の庭のダンギクです。でも11月号はちょっと遅くない?苦し紛れだったかも。。。

いずれにしても、きっと丈夫なんだろうなと、庭で摂り放題のタネをまいてみました。


2020年3月27日。前年に採取しておいたタネ。ずぼらなので殻ごとです💦


後で間引けばいいやと多めに適当に撒いて、覆土して作業終了。凍て上がりに注意ですが、もうすぐ4月、大丈夫でしょう


2020年5月5日。発芽温度は20℃前後だそうです。なかなか発芽せず心配してましたが、3月ではまくのが早すぎたようです。4月半ば過ぎがタネまきのの適期だそうです。でもようやく出てきましたね。


2020年5月17日。この年はコロナの影響で展示会取材がほとんどありませんでした。ふだんなら超忙しい時期なのですが、暇だったので庭でこうした写真をけっこう撮っていました。慣れないテレワークもしてましたっけ


2020年6月14日。びっしりだった芽を間引いてこんな感じに。写真はありませんが、この時に間引いた小苗を別の鉢に差し込んだのが、今回の主役、ダンギクAとBです。写真 撮っとけばよかったなぁ

2020年7月9日。順調でした。また間引いてもいいくらいですね。しかし、残念ながらこの鉢は夏に調子を落として ものになりませんでした😭

2021年9月26日 前年の6月に間引いた実生苗を植え込んだA鉢。あけぼの園です。実生から1年半での開花です

2021年9月26 こちらB鉢。雑貨屋さんで売ってるような白い安鉢。実生から1年半、冴えない結果がここにあります😢

2022年7月16日 気を取り直して翌年のA鉢。。。開花まであと2ヶ月、今年はいけるかも。。。

2022年7月16日 B鉢もなかなかいい感じできてますね。期待してます

2022年9月17日 まずはB鉢が撮りごろに。スッと立ち上がって、ホワイトの深鉢と調和

2022年9月23日 B鉢にやや遅れてA鉢も撮りごろに。メインの茎が内側に倒れ込む感じでちょっとバランス悪いですね。でも2年半でようやく見られるようになって嬉しいです



2023年2月19日 B鉢が、冬の凍結で表面が剥がれてしまいました。ちゃんとした鉢を使わなきゃだめですね。というわけで、常滑の誠山窯 片岡美津江さんの鉢を用意しました

鉢から抜くと 根がびっしり。時期も悪くないのでしっかり植え替えます

6株に分け、根を切り詰め、一つの鉢に植え込みます。鉢数を増やすと管理しきれないので

こんな感じ。気持ち的には、やや放射状になるように

株の配置、角度を崩さないよう、用土を少しずつしっかりすき込み植え付け終了。鹿沼はまだまだ寒い日が続きます。強く凍らさないよう軒下で管理


※2023年は猛暑のため 撮影するようなレベルにはなりませんでした。暑さ対策が不十分でした😭



2024年4月29日 B鉢です。実生から4年、この鉢に植え替えて2年。今年こそは。。。


2024年4月29日 同日、A鉢です。こちらは植え替えなしで4年目です


2024年9月23日 A鉢開花。花茎がもう少しすらっとしてくれたらダンギクらしさが表現できたのですが。。。ちょっと弱々しいイメージですね


2024年9月27日 B鉢です。こちらは植え替え時の構想通り、やや放射状に仕上がってくれました。2年前の仕上がりより ふた回りボリュームも出ました。イメージ通り、片岡美津江さんの鉢映りも気に入ってます


2024年9月28日 庭植えのダンギクも咲き揃ってきました(左手前)。これもタネが飛んで数年で立派な株になったもの。今、庭のあちこちに咲いて季節の主役。ちなみに、右手前は黒ししとう です。だいぶ収穫できました🤗

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