タケシマラッキョウ、タケシマイワラッキョウの名で流通してます。以前はユリ科でしたが、現在はヒガンバナ科となっています。花期は9月中旬、秋の山野草展開催の前なので、展示会に出品される姿を見ることはありません。出品を目指す方には向かない種類かもしれませんね。でも、大変丈夫で育てやすく、花の少ない時期に咲くので、ひと鉢あると棚が賑わいますよ。
2020.9.17 購入したポット苗です。この後すぐに、化粧鉢に植え替えました
2024.9.13 さらに2年後。昨年の写真はありませんが、花後に株は崩さずに、ややサイズの大きなこの鉢に、鉢緩めの植え替えを行いました。鉢は廉価の名も無い海鼠釉の鉢です。ただ、かなりの年月を使われていた様子でしっかり水を飲んでおり、時代ののった味わいのある中古鉢です。
前回の写真から2年が経過した今回の姿は、ぐっと落ち着いた雰囲気です。草もの盆栽的には、こちらの方が良いのでしょうね。いわゆる持ち込みの味わいが出ていると。(私の趣味で花いっぱいですが💦)
でも2年前の写真の姿は見るからに若いですが、デザイン的には鉢の反り具合と伸び伸びした花茎がリンクして躍動感があり、それがとても魅力的です。私的には甲乙つけ難い。。。
美の位相が明らかに異なるということですね。時を経て移ろう姿、刻々と変わる味わい。そこが山野草の面白み、育てる楽しみでもあると思います。
コメント
コメントを投稿